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シルバーアクセサリーの製作工程

HOW TO MAKE SILVER ACCESSORY

自作でシルバーアクセサリーを目指すには

シルバーアクセサリーの製作工程は大きく分けて、ロストワックス、彫金、銀粘土と呼ばれるシルバークレイの三種類に分かれております。
今回はその中でも一番オーソドックスな、ロストワックスでの制作方法をご紹介いたします。
ロストワックスは通称「ワックス」と呼ばれ、蝋を加工しアクセサリーの原型を作り、そこへ溶接した金属を流し鋳造を作っていきます。
シルバーアクセサリーを自作したいという方は、この「ワックス」にてトライするのが最もポピュラーなやり方と言えるでしょう。

鋳造は業者へ依頼するのがベスト

鋳造(ちゅうぞう)は別名「キャスト」とも呼ばれ、金属を熱して液体にした後で型に流し、それを冷やし目的の形状に固める加工方法の事です。
自宅で鋳造をやるとなると、それ相応の火力に加え、バーナーなどの道具も必要になる為、自身で行うのは至難の業と言えるでしょう。
しかしながら、現在では鋳造のみを専門に行っている業者もある為、この工程だけは専門の鋳造業者へ依頼をするのがベストです。
とは言え、いきなり業者へ鋳造を依頼できるのか?たった一点でもやってくれるのか?どこにその業者はあるのか?などと心配される方は多いですが、実際は個人の方や一点物でも快く引き受けてくれる業者があります。
インターネットなどで検索すれば、そう言った業者はすぐに出てきますので、興味がある方は是非調べてみて下さい。
最近では、アクセサリー以外にもご自身でフィギアなどをデザインし、鋳造のみを業者へ簡単に依頼させる方もいらっしゃるそうです。

シルバーアクセサリーが出来るまでの製作工程手順

(※画像をクリックすると拡大にてご覧になる事が出来ます※)
①:先ずは好みのシルバーアクセサリーをデザインします。

②:専用ワックスを使用し、アクセサリーの形を形成します。
(※専用ワックスは市販で販売されているアクセサリー用のもので構いません※)

③:鋳造業者へ依頼しワックス(シルバーアクセサリー用のロウ)をシルバーへ。

④:出来上がったシルバーアクセサリーの表面を、ヤスリや研磨剤を用いて磨き上げます。

⑤:世界でただ一つ、貴方だけのオリジナルシルバーアクセサリーの完成です。

千里の道も一歩から ~自分の理想を形へ~

世の中には沢山のシルバーアクセサリーの職人さんやブランドが存在します。
誰もが初めは何も分からない所からスタートしたもの。しかしながら今はインターネットの普及などに伴い、沢山の情報を始め、店頭などでは優れた熟練デザイナーさんの作品などが気軽に手に取って見れるようになりました。
その為、自作のシルバーアクセサリーを手掛ける事は、以前と比べれば難しくないと言えるでしょう。
しかしながら、≪千里の道も一歩から!≫理想とする造形に近付く為にも、多種多様なデザイン、センスや経験に裏打ちされた造形技術によって形作られた作品に触れる為にも、専門店へ足を運んでみては如何でしょうか。